通信不安定サーバーでアップデートが始まらないときの対処法
WordPressやプラグインのアップデートが「ダウンロードしています」で停止
アップデートが「進まない」トラブルはわりとあるのですが、「始まらない」という珍しい状況を体験・解決した話です。
WordPress本体以外にも、Jetpackのようなデータ大き目のプラグインでも発生することがあります。
アップデートが始まらない状況とは
- 更新ボタンを押すと「ダウンロードしています」が出て、ブラウザのタブにはクルクルLoading表示
- やがてブラウザのタブのクルクルが止まるが、画面は「インストールしています」に変わらないまま
- サイトは普通に表示できる(メンテナンス表示にならない)
原因はサーバーの通信が遅い&不安定なのが原因だった
自分ちのネット速度ではなく、サーバーの通信速度や安定感の話です。
自動アップデートするためには最新のWordPressデータを自動でダウンロードしてくるわけですが、これが異常に時間がかかってタイムアウトになったり、通信途中で切れちゃっていました。
タイムアウトが原因の場合はphp.iniでタイムアウトまでの時間を延ばしてやればOKですが、それでもダメだったのでFTPつかって手動アップデートを試みることに。
FTPも途中で止まって完了できない
WordPress公式サイトからダウンロードしてきたzipをそのままUP・・できなかった
ダメだろうな~と思いつつ、ダメもとでトライしましたがやっぱり途中でFTPが途切れて完了できず。
まあ、考えれば当たり前なんですけどね。
サーバーへ入れようとしているデータは同じなんだし。
zipファイルからデータを解凍して一気にアップ!・・これもできない
仕方ないので展開したファイルをアップロードするように方針変更。
wp-content以外のフォルダを選択してアップロードボタンをポチ。
・・・これもダメ。
最初のいくつかをアップロードしたあたりで通信が切れて終了してしまいます。
どうやら一気にアップロードしようとするとサーバーがテンパるようで、一度切れると数分は接続も拒否状態に。
WinSCPで地道にアップロード・・やっと完了!
ここまではPhpStormでアップロードしていたのですが、高速アップロードが仇になっている気がしたのでWinSCPに切り替えてみます。
接続が切れるたびに再接続しながら、時間をかけてアップロードが進み、30分ほどかけてアップロードが完了しました。

このエラー画面が出ては消え出ては消え・・・
想像のはるか上をいく途切れ具合でした。
WinSCPが自動でやってくれなかったら発狂してたと思われます。
なんとかアップロードが終わったのでWordPress管理画面にアクセス。
すると、WordPressアップデート時に出る「データベースを更新します」画面がちゃんと表示され、ボタンを押すと無事にアップデート完了です。
終わった~!!!
と思ったら、Jetpack、お前もか!
WordPressをアップデートできたことで、新たにアップデート可能になったプラグイン達がWordPressの更新一覧に現れました。
早速更新ボタンをポチ。
JetpackだけがWordPress本体と同じく「始まらない」・・・
そうだよね、データ量多いもんね・・・
仕方ないので一度閉じたWinSCPに再度ご登場いただきました。
この方法の注意点
一時的にサイトが落ちる
接続エラーを乗り越えながらのアップロードには時間がかかるため、そのあいだはWordPress(またはプラグイン)の旧バージョンと新バージョンのデータが混在します。
どうしても不整合が起きやすくなり、サイトが崩れたりFatalErrorが表示されたりします。
短時間でもエラー表示NGのサイトの場合は、サーバー乗り換えてからアップデートするしかないですね。
途中でやめられない
サイトが落ちたり崩れている状態が発生するので、途中放棄ができません。
たっぷり時間があるときじゃないとストレスたまります。
まとめ:WinSCPありがとう
WinSCPじゃなくても再接続しながらコツコツアップロード続けてくれるアプリは他にもあると思いますが、個人的にはWinSCPの安定感はありがたい。
しかもフリーソフト(寄付歓迎)。
デザインもすっきりしていて見やすいし、ぱっと見シンプルなのに機能はとても豊富。
UI素晴らしいなと思います。
ちなみに今回の件はお名前.comサーバーでしたが、似たような情報はあまり見なかったのでたまたまハズレを引いたのかな。
